2021/11/01 19:50

衆院選 徳島1区・仁木博文さん、コロナ対策と徳島活性化を強調 当選で抱負

当選を報じる徳島新聞に目を通す仁木さん=徳島市南末広町の事務所

 衆院選で徳島県内の小選挙区を勝ち抜いた1区の仁木博文さん(55)=無所属=と2区の山口俊一さん(71)、比例四国ブロックで復活当選した自民前職後藤田正純さん(52)=いずれも自民=は1日、選挙戦の疲れも見せず、お礼のあいさつ回りやつじ立ちなどをこなした。この日未明に比例復活での初当選が決まった吉田知代さん(46)=維新=は陣営スタッフと喜びを分かち合った。当選した4人は新型コロナウイルス対策や経済再生、徳島の活性化などに向けて決意を新たにした。

 仁木さんは2時間ほど寝た後、午前7時から約30分、徳島市内の国道交差点に立ってドライバーに頭を下げた。「当選すればやろうと考えていた。とにかく応援のお礼が言いたかった」

 無所属で挑み、自民前職に約2万2千票差をつけ「想像以上の差」と驚く。「鉄板」と表現する壁を打ち破った要因について「18年間、政治家として歩み続けてきたことが支持された」と語った。

 心は既に、9年ぶりに戻る言論の府に向いている。「政治に何が必要なのか聞き、形にしていく」。訴え続けた新型コロナウイルス感染症対策と、徳島の活性化に取り組む姿勢を改めて強調した。

 特定の政党に入る考えは「今のところ未定だが、自民党入りはない」。政治的対立が先鋭化する県内の状況を憂い、「批判ばかりでは結果は出ない。無所属として意見の調整役を果たし、徳島を元気にしたい」と意気込む。

 この日は午前9時から、訪問診療で約20人の患者を診察。選挙期間中も電話で看護師に対応を指示した。「苦しんでいる人がいれば助けるのが医師の仕事」。今後も国会の仕事の合間に診察を続けるつもりだ。

 前日夜、苦労を掛けたという妻と3人の子どもと一緒に事務所で万歳三唱した。「子どもが『おめでとう』と言ってくれて良かった」と顔をほころばせた。

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