自公政権に審判 衆院選きょう31日投開票
第49回衆院選は31日に投開票が行われ、即日開票される。自公政権の継続を選ぶか、野党が勢力を伸ばすかが焦点となる。徳島県内の2小選挙区には前職2人、元職1人、新人4人の計7人、比例代表四国ブロック(定数6)には県関係の前職1人が比例単独で立候補しており、有権者約62万4千人の審判を受ける。
県内の投票は、30日に繰り上げ投票を終えた阿南市の伊島投票区を除く496投票所で、原則午前7時から午後8時まで行われる。開票は午後8時50分の藍住町を皮切りに24市町村で始まり、小選挙区は同10時半ごろに大勢が判明する。比例四国など全国の議席が全て確定するのは11月1日未明となる見通し。
県内小選挙区の立候補者は、徳島1区(徳島、小松島、阿南の3市と名東、名西、勝浦、那賀、海部の5郡)が、仁木博文(55・無所属元)、後藤田正純(52・自民前)、吉田知代(46・維新新)、佐藤行俊(73・無所属新)の4氏。
2区(鳴門、吉野川、阿波、美馬、三好の5市と板野、美馬、三好の3郡)が中野真由美(50・立民新)、久保孝之(58・共産新)、山口俊一(71・自民前)の3氏。
比例四国には、9党の計36人が立候補している。徳島県関係の比例単独候補は自民の福山守氏(68・比例名簿13位)のみ。
小選挙区で確定票が出るのは、1区が1日午前0時半ごろ、2区は同0時ごろになりそう。県選挙管理委員会は午後10時ごろに小選挙区の第1回開票速報を発表し、以降30分ごとに発表する。
比例は、県内分について午後10時から1時間ごとに開票速報を発表。午後11時半ごろに県内分の概数がまとまる見通し。開票終了予定時刻が最も遅いのは徳島市、鳴門市、上板町の1日午前0時半。四国全体の確定票は、中央選挙管理員会が各県選管の報告を受けて発表する。
衆院選は465議席(小選挙区289、比例代表176)を争う。1051人が立候補し、主張を訴えてきた。