2021/10/05 16:00

投票に行っても大丈夫? 投票所のコロナ対策は

Q. コロナ下で投票に行くのが少し不安です。感染症が広がらないよう、投票所ではどんな対策がされているのでしょうか。

コロナ下での徳島市長選に向け準備する市職員=徳島市役所、2020年3月
 

A. コロナ下での初の国政選挙に向け、各自治体の選挙管理委員会は対策を練っている。鳴門市では▼受け付けなどの事務に当たる人はマスクとフェースシールドを着用▼投票用紙などを手渡す際はゴム手袋を着ける▼投票用紙の記入に用いる筆記用具は使い捨て鉛筆を使う-などして、投票所での感染拡大を防ぐ。阿南市では、一度使った鉛筆は回収して消毒を行ったり、予備のマスクを用意したりする。投票所での密を避けるため、過去の選挙で投票者が少なかった時間帯などを市のホームページに公開し、有権者に役立ててもらう。
 徳島市は昨年4月、コロナ下で市長選挙を実施。投票所の入り口に、マスクの着用と帰宅後の手洗いやうがいを呼び掛ける文書を掲示した。一度に2人が利用できる投票記載台は、間隔を空けるため1人分を使用禁止にした。鉛筆や記載台の消毒、定期的な換気なども徹底した。今回の衆院選では筆記用具は使い捨て鉛筆に変更する。昨年6月に市長選挙があった小松島市では、事務作業に当たる人に事前に検温をお願いし、投票所に飛まつ防止用のスクリーンを置くなどして「ある程度スムーズに行えた」という。投票所の中には地域の集会所など規模の小さい所もあるため、密になりそうな場合は、入り口で待機してもらうなどの入場制限をかけることも検討している。

投票所での注意点を説明する片岡係長=県庁
 

 徳島県選管では7月、投票所・開票所におけるコロナ対策のガイドラインを作成した。コロナ下での都知事選を経験した東京都などを参考に▼対策を施した投票所・期日前投票所の設置▼両投票所での留意事項▼コロナ対策に関する有権者への周知-などについて記載。同月、24市町村選管に配布した。投票所では、内外とも有権者同士の間隔がともに2m(最低1m)確保し、換気ができるか換気の設備を備えた施設であることが望ましいとしている。なるべく分散し安心して投票してもらうため、期日前投票所の増設や開設時間・投票時間の延長、投票所などの混雑状況をSNSでリアルタイムに情報提供するよう呼び掛けている。
 県選管の片岡敬視係長は「十分な安全対策を行うので、安心して1票を投じてもらいたい。期日前投票所も活用し、分散して投票の機会を確保してもらえれば」と話している。

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