仁木氏が事務所開き　徳島１区立候補予定

　次期衆院選に徳島１区から立候補を予定している無所属元職の仁木博文氏（５５）は２１日、徳島市南末広町に後援会事務所を開設した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて後援会関係者は集めず、陣営スタッフら１０人余りで神事を行った。
　仁木氏は「新型コロナ感染者が初めて確認されてから１年以上たっても医療体制が変わっていない」と政府与党のコロナ対策の不備を指摘し、「医師として現場を知る私に仕事をさせてもらいたい」と決意表明した。「今回は無所属でより多くの人にメッセージを伝えたい」と語った。
　道路整備や情報インフラの拡充、再生可能エネルギーの拠点整備といった徳島の活性化策を訴え、「大阪でも東京でもなく徳島が地元の代議士がみなさんの手となり足となり、徳島を元気にしていきたい」と呼び掛けた。