2021/09/10 05:00
国政4野党の共通政策 仁木氏へ同意要求 オール徳島、出馬支援条件に
次期衆院選の徳島1区で野党共闘を目指す市民団体「オール徳島」は9日、無所属で出馬する意向の元職仁木博文氏を支援する前提として、国政4野党が安全保障関連法廃止を求めるグループ「市民連合」と合意した共通政策への同意を求めていくことを決めた。
徳島市南末広町の徳島港福利厚生会館で事務局会議を開き、立憲民主党の公認候補となることを見送った仁木氏への対応を議論した。オール徳島が仁木氏を野党共闘候補として推薦する上で<1>共通政策への同意<2>立民からの推薦―の双方の条件を整える必要があると確認した。
河村洋二事務局長は「仁木氏の推薦には賛否あるが、憲法9条を守るためには候補者が必要。最後まで努力したい」と話した。
市民連合との共通政策は、立憲民主、共産、社民、れいわ新撰組の4党党首が8日に合意した。国民民主党は締結を見送っている。