2021/09/29 05:00

維新、徳島1区に吉田氏擁立へ 次期衆院選で決定

 日本維新の会は28日、次期衆院選の徳島1区に公認候補として兵庫県丹波篠山市議の吉田知代氏(46)の擁立を決めた。国政選挙で日本維新の会が徳島県内の選挙区に候補者を立てるのは初めて。

吉田知代氏

 日本維新の会は28日の常任役員会で吉田氏を衆議院徳島1区支部長に選任した。吉田氏は28日に丹波篠山市議会へ議員辞職願を提出しており、30日にも認められる見通し。近く徳島市内で出馬会見を開く。

 吉田氏は初の国政選挙への出馬となる。徳島新聞の取材に対し「祖父母が徳島市出身で、徳島にはルーツがある。女性活躍の推進を掲げ、徳島から日本を元気にしたい」と語った。日本維新の会県総支部の岡孝治幹事長は「全面的にバックアップし、党勢拡大につなげたい」と話している。

 吉田氏は神戸松蔭女子学院短期大卒。損害保険会社員などを経て2016年の篠山市(現丹波篠山市)議会議員選挙で初当選し、2期目。

 徳島1区には自民現職の後藤田正純氏(52)と無所属元職の仁木博文氏(55)が立候補を予定しているほか、飯泉嘉門知事(61)の出馬が取り沙汰されている。

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